現況 - ━─ LRWC ━─

銚子電鉄横領事件による負債
銚子電鉄前社長の内山健治郎被告による横領事件で、内山が横領した1億950万円が銚子電鉄の負債となっている。しかし、債権者の詳細や負債の利息については明らかにされておらず、銚子電鉄が現在債務の返済を行っているかどうかも発表されていない。銚電支援のために購入したぬれ煎餅の購入代金が、鉄道の維持ではなく債務の返済に回されるのではないかとの危惧を指摘する声が一部にある。

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車輌 †

痛みの激しい車輌(写真のデハ1002は銚子電鉄の「最新電車」)。
古い車輌の上に、海の近くを走るため痛みが早い。車輌整備の苦労が忍ばれる。

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車輌の趨勢 †

銚子電鉄は電車を6両保有しているが、うち1両(デハ301)は事業用、残る5両が旅客運用車輌である。このほか、トロッコ客車1両(ユ101)と引退した電気機関車1両(デキ3)があるが、通常運用では使用されない。
現状の輸送量を維持するには3両が旅客運用に入る必要があり、運用予備1両及び検査予備1両を含めると、現有5両は最低限必要なものである。うちデハ801とデハ1001を除く3両(うち運用予備1両)が現在運用に入っている模様である。(4/22)

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運用状況 †

11月23日より検査に入っていたデハ701が12月25日に営業運用に復帰した。
デハ1001は昨年12月10日より検査期限切れとなり休車中だったが、4月26日に桃太郎電鉄のラッピング広告車として運用復帰の予定。
4月23日現在デハ801とデハ1001を除く3両(うち運用予備1両)が運用に入っている。
デハ1002の検査期限は平成19年12月、当初3月に検査切れの予定だったデハ702の検査期限延長期間は不明。

※5/3更新

形式デハ701 デハ702 デハ801 デハ1001 デハ1002 デハ301 ユ101 デキ3
現況運用中運用中休車運用中運用中事業用イべント用保存
備考① 12/25運用復帰 4/21運用復帰検査切 4/26運用復帰動体
備考② 12/20車輪発注済ラッピング車
留置駅戸川(4/21～) 仲ノ町仲ノ町

　

運用両数見通し(運用予備1両を除いた営業投入可能両数)
2両目は12月中旬、3両目以降は月始め検査入場と仮定。
検査可能両数 1両(完了) 2両(未定) 3両(未定) 4両(未定) 5両(未定)
12/9マデ 3 3 3 3 3
12/10ヨリ 2 2 2 2 2
12/28頃ヨリ 3 3 3 3 3
1月中頃ヨリ 3 4 4 4 4
3月前期ヨリ 2 3 3 3 3
3月後期ヨリ 2 3 4 4 4
4月前期ヨリ 1 2 3 3 3
4月後期ヨリ 1 2 3 4 4
12月前期ヨリ 0 1 2 3 3
12月後期ヨリ 0 1 2 3 4

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デハ701・702 †

11月23日より検査に入っていたデハ701は修繕を終え、12月25日に運用復帰した。検査期限延長のため休車中であったと見られるデハ702は4月21日に運用復帰したが、検査期限の残りは長くはないと思われる。
写真は4月22日のデハ701とデハ702。

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801 †

デハ801は4月21日に外川へ回送された。検査切れで留置されるものと思われる。写真は4月5日のデハ801。

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デハ1001・1002 †

デハ1001は12月10日に検査切れとなったが、すでに車体修繕のうえクリーム一色の全塗装が実施された。下写真は4月22日現在のもの、4月21日に台車装着。4月26日に桃太郎電鉄のラッピング広告車として運用復帰の予定。デハ1002の検査期限は平成19年12月。

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デハ301-事業用車 †

鶴見臨港鉄道(現在の鶴見線)が発注した昭和5年製の古豪(車歴76年)。現在は架線保守作業などの事業用途に使用されている。写真は4月5日のデハ301。

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ユ101 †

旧国鉄の有蓋貨車を改造したオープン遊覧車、いわゆるトロッコ客車の一種。NHKドラマ「澪つくし」の舞台となったことから「澪つくし号」と名付けられた(一説には沢口靖子が命名したとされる)。従来、春から秋にかけての土日祝日に各1往復運行されてきたが、平成18年度は土曜日の運行はされなかった。また、夏休み期間中の毎日運行も取りやめとなった。
改造から既に20年が経過している。写真は平成16年12月30日のユ101。

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設備 †

全般的に老朽化が進んでいる。11月24日には国土交通省関東運輸局より安全確保命令が出された。
設備投資が十分に行えなかったのが原因だが、三方を海に囲まれ常に塩風を浴びるという地形的な要因も大きい。

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レール †

11月25日に本銚子～笠上黒生間のレールに幅約1㍉の亀裂があるのが発見され、緊急措置のうえ当夜に修繕を終えた。その後の調査では亀裂は発見されていない。なお、レールの亀裂は大手の鉄道会社でも発見されることがある。
小田急電鉄では2000年2月(経堂駅)と2001年12月17日(生田駅付近)にレール破断を起こした。同電鉄は2003年には約8億円かけて検測車クヤ31(テクノインスペクター)を導入したが、2006年12月2日に蛍田―足柄間でまたしてもレール破断(幅約6㍉)を起こした。亀裂はテクノインスペクターが発見したものではなく、信号電流断絶により赤信号となったことに伴う点検で判明した。

リンク
JST失敗知識データベース
 Yahoo!ニュース/＜小田急＞新松田―小田原間で一部運休　レールが破損で

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枕木 †

銚子電鉄が平成18年12月6日までに行った調査で、1550本の枕木(全線約9000本のうち約17％)に腐食・破損があることが判明した。平成19年4月11日までに枕木約2000本(約1550本+追加500本)の交換を完了した。一方でいまだ多くの枕木がバラスト(砕石)に埋もれており、路盤を含め早期の改修が望まれる。

2006年12月2日に撮影された仲ノ町駅～観音駅間のレールと枕木。

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踏切 †

踏切機器は腐食破損・機器脱落が激しく、11月24日には列車が通過しきる前に遮断棒が上がるトラブルが報道された。遮断機はすぐに修理され、交換用の踏切警報器は準備されつつある模様。この他、銚子市の予算による連接軌道化工事は現在も継続中。
なお、大手の鉄道会社でも踏切標識が大きく倒れているものがあり、また最近は踏切遮断機が作動せず長大編成が高速で通過するという危険極まりない事態が頻発していることから、銚子電鉄だけを問題視するのは公正ではないとする意見がある。

2006年11月25日に撮影された踏切警報器。

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食品事業-ぬれ煎餅 †

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生産 †

生産量/日
通常1万～1万5000枚、最大2万8000枚-ソース/2002.09.18
通常生産9000枚/現在は倍増-ソース

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利益率 †

2001年度の売上2億4700万円に対して利益は6400万円(ソース/2002.09.18)、利益率約26%。

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ネット注文 †

以前は殆んど無かったネット発注は、11月28日23:10ごろ10000件を超えるまでに増加した。27日夕刻時点(9400件)で売上3200万円、平均購入額3600円程。製造が全く追いつかない状態となったため、11月29日にオンラインショップを一時休店することを公式ホームページ上で発表した。

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夜間も生産か †

11月20日(月)、テレビ朝日のJチャンネルで耶り上げられた後に急激に注文が殺到し、それまで総計約1000件だったネット注文が僅か数時間で約1600件まで増加した。その日の深夜から翌21日早朝にかけて、犬吠駅の明かりが点いているとの目撃情報が相次いだ。この夜、注文を捌くため徹夜で煎餅を手焼きしていたと考えられる。

11月21日午前0時過ぎ(20日深夜)に撮影された犬吠駅。線路側からの撮影。

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出荷見通し †

11月25日現在、銚子電鉄オンラインショップによれば発送まで3ヶ月程度かかるとの見通し(仲ノ町駅と犬吠駅で販売中のぬれ煎餅が在庫切れとの告知あり)。また11月27日に公式HPより、2000番台の注文への発送が1ヶ月待ちの状態であるとの見通しや、発送作業にアルバイトなどを増員することなどが伝えられた。

1枚目は仲ノ町駅での出荷風景(11月25日)。殺到したネット注文分のほかに、急に売れ始めた各販売店への出荷も大忙し。
2枚目は伝票の手書き作業に追われる銚電職員(※11月25日の日刊大衆日報より、転載不可)

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手焼き煎餅 †

【突発OFF】銚子電鉄応援OFF会 4　レス279より※転載不可
犬吠駅の手焼きぬれ煎餅は店売り専用と思われていたが、パック詰めされる現場が目撃された。手焼き版が送られてきたらラッキー。