支援信号の推奨度について

  • 支援信号は、LRWC管理人の個人的な見解により銚子電鉄支援の推奨度を現したものである。
  • 向かって右側が銚子電鉄への直接支援(ぬれ煎餅や切符/定期券の購入など)、左側が銚子電鉄サポーターズを介した間接支援(同会への入会金の支払い等)を示す。
  • 推奨度が高くとも、問題がある可能性がある。また、支援信号を見て行った銚電支援により損害(支援するために出した金銭が銚子電鉄の安全対策や存続のために生かされなかった等)が発生しても、LRWC管理人は一切の責任を負わない。支援は自己責任にて行なわれたい。
  • 現在の推奨度は、LRWC管理人が各支援方法へ信頼を置くことの出来る最大値である(実際はそれ以下)。
  • 銚子電鉄への直接支援について、法により義務を負う債務返済については、特に問題のある事例を除いて不正支出として扱わないこととした。
  • 信号の見方については推奨度の目安を参照のこと。

5月3日現在

  • 銚子電気鉄道株式会社
    抑速(90)
  • サポーターズ
    停止(0)
  • 銚子電鉄については、状況に変化が無いため現状維持/抑速(90)である。銚子電鉄サポーターズについては、以下の理由により停止(0)以外とする理由が見当たらない。詳細は5月3日のLRWCニュースを参照のこと。
  • 銚子電鉄サポーターズは監事が未だ決まらず、規約(新)第14条に定める監査がなされる目処が示されていない。これによりサポーターズの安全対策工事基金および運営費の運用が適切かどうかは依然として不明であり、入会金および募金をサポーターズに支払っても本当に銚子電鉄存続のために使われるのか疑問が残る。
  • 銚子電鉄サポーターズ公式HPのトップページには、「サポート基金の残金約400万円は今月以降、踏切安全対策費として、踏み切り警告板の設置に使われます。」と、目立つように大きな文字で記されており、400万円は銚子電鉄に贈呈されない可能性が浮上した。今後サポーターズへ支払う入会金(安全対策工事基金)についても同様である。
  • 400万円という多額の基金を用いて、サポーターズがどのような「踏み切り警告板」ないし「危険看板」を設置するのか明らかにされていない。また、それが警報機柱や踏切閃光灯など踏切設備の補修(交換・再塗装等を含む)より優先して行わなければならない根拠も示されていない。
  • 当初緊急対策には4600万円(枕木/レールに2600万円、踏切に2000万円)必要とされ、そのうちサポーターズは2ヶ月で3000万円を目標に基金を集めるとしていた。4月11日までに3272万円を掛けて緊急対策は完了したが、サポーターズは1379万円(4月10日現在)集めた基金のうち970万円のみを銚電に贈呈。当面の明確な目的も目標金額も示さず、400万円以上を抱えながら今なおサポート基金を募っているサポーターズの方針は理解し難い。
  • 依然として役員構成が謎である。サポ−タ−ズ公式HPには事務局長という肩書きは示されていないが、政策分析ネットワークHPには、運営委員の高倉宏幸氏が事務局長である旨の記載がある。サポ−タ−ズ役員である可能性がある向後功作氏(銚電次長)については未だ公式HPに記載が無く、新たに島田政典氏(〆印島長水産代表/外川ミニ郷土資料館館主)が役員である可能性も出て来た。これらのことから、何らかの事情で公表出来ない役員が他にも存在する可能性が否定し得ない。
  • 未だ規約の変更について説明が無い。
  • 募金箱の設置の経緯や募金の扱いについて説明が無い。
  • 公式ブログから公式HPへの内容の一部移行の際に削除されていた、呼びかけ趣意書の文面の一部(サポートの内容)、銚子市長および小林投手のコメントが公式HP上で再公開された。しかし呼びかけ趣意書の公開は当然であり、市長/投手コメントの再公開も、上記の各マイナス要因を差し引いて停止(0)より上位の信号とする理由には到底成り得ない。
  • 実質利益は低いが、現状では銚電グッズ購入による直接支援のほうが推奨出来る。わざわざ銚子へ行くなら、依然として役員構成が謎で監査すら行われず基金・運営費の運用に疑問が残るサポーターズへ現地で入会するより、銚電の窓口で切符や定期券を購入するほうが即効性および確実性が高い

4月13日現在

  • 銚子電気鉄道株式会社
    抑速(90)
  • サポーターズ
    注意(25)
  • サポーターズ公式HPの情報開示をどう見る?
    LRWCニュース 4月12日に記したとおり、サポーターズは11日夜に公式ホームページを開設した。活動運営費支出額の明細無しの上に監事不在、当面は支出の正当性が裏付けられる見込みはない。役員は一部のみ公表、運営委員の総数はおろか銚電次長の名すら公開されていない。規約変更の説明も無く、呼びかけ趣意書の文面一部削除、銚子市長/小林投手コメントの非公開化など情報開示に関しては燦々たる状況、殆んど評価する点が無い。文書の非公開化を考えれば停止信号どころかマイナス評価すら考えざるを得ない。
  • 贈呈970万円、非贈呈400万円をどう見るか?
    LRWCニュース 4月12日に記したとおり、12日に970万円が贈呈された。サポーターズが存在しなければ銚電に贈ることが困難だった資金である。
    一方で、安全対策基金を「支出の正当性に疑問が出ている活動運営費」に充てる可能性がサポーターズ側より示唆される中で贈呈されなかった基金が400万円。「銚電のために」とサポーターズに渡した額の約30%が銚電に渡っていない現状は、支援者の意思を十分に反映しているとは言い難い。銚電は枕木交換の作業に係る費用や踏切設備の購入/交換作業に係る費用なども必要としていた筈であり、枕木の購入費用だけを贈呈することを支援者が望んでいたとは到底思えない。
  • 今後の投入計画は?
    サポート組織活動の呼びかけ趣意書から「サポートの内容」が削除されたことで「改善命令に対する改善計画で発生する改善工事費用に限定」という従来の明確な目的が非公開化され、新たな目的も示されておらず、今後いつ、どのような理由で投入されるのか明らかにされていない。この現状ではサポーターズに寄付(入会)しても、その寄付金が何ヶ月後に銚電に渡るのか、或いは銚電に渡ることなく終わるのか全く推定出来ないのが現状である。
  • 結論
    970万円が銚電に渡った現実、基金の約30%にあたる400万円が銚電に渡っていない現実、誰が何を決め運営費がどう使われているか分からない現実、判断に迷うところである。ここは今後の支援(寄付)が有効に使われるかどうかに絞って考え、サポーターズを注意(25)とした。銚電は状況に変化が無いため現状維持/抑速(90)である。
    言葉で表すなら以下の様になる。
    「これまでは寄付金の約70%しか銚電の役に立っていない、残りの約30%はどうなるか分からないし支出の良く分からない運営費に使われてしまうかも知れない。役員が誰かも良く分からないし、今後の寄付金が銚電の役に立つかどうかも分からない。それでも今後の寄付金が銚電の役に立つ可能性がゼロとは言えないのが現状、それを納得した上でならサポーターズへの入会を推奨しないでもない。」
    「実質利益は低いが、現状では銚電グッズ購入による直接支援のほうが推奨出来る。銚子へ行くなら、わざわざ現地でサポーターズへ入会するより、銚電の窓口で切符/定期券を購入するほうが即効性/確実性が高い。」

3月31日現在

  • 銚子電気鉄道株式会社
    抑速(90)
  • サポーターズ
    注意(45)
  • サポーターズ、970万円の基金投入予定を公表
    銚子電鉄サポーターズは3/31の公式ブログで、枕木約2000本分の購入代金として銚子電鉄へ970万円を支出することを明らかにした。一方で規約変更や役員未公表、運営費などの問題が解決されておらず、また今後の基金募集の目的も明確にされていないため高い推奨度を示すわけにもゆかず、注意信号(45)とした。

3月13日現在

  • 銚子電気鉄道株式会社
    抑速(90)
  • サポーターズ
    停止/無閉塞(15)
  • 3月中のサポーターズ基金投入望み薄
    3/11のサポーターズ公式ブログで、「安全対策工事基金」が1218万8853円となったことが明らかにされた。ただ、これは基金の総収受額と思われ、現在の保有額と等しいかは不明である。
    一方3/10のサポーターズ公式ブログでは、「安全対策基金の支出については、3月中に運営委員会を招集し、資金の投入時期と方法を決定し、現在行われている銚子電鉄の各工事毎に資金投入を執行することになります。」と説明している。資金の投入方法を今後に決定するとは即ち、現在まで決定が行われていないと考えられ、現在において枕木交換工事には役立っていないのではないかとの疑問がある。
    また、「3月中に運営委員会を招集」としているが3月中に投入するとは明記しておらず、なお投入時期は不透明である。 銚電の存亡にとって重要な期日の一つである、安全対策工事完了期限の3月末までに投入できるかどうか分からない基金を既に1200万円も集めながら、なお緊急に基金を集める必要性があるとは認め難い。これまでの疑問を合わせて考慮すると、3月中の基金投入の可能性が低いサポーターズへの入会を3月中に推奨する理由は特に見当たらない。このため、完了期限の3月末までは停止信号/無閉塞(15)とすることとした(情勢に変化があれば変更する)。
    運営費についても同日のサポーターズ公式ブログで「中間での内容公開をおこ(な)います」としているので、どのみち基金がすぐに投入されないのであれば、公開された内容を見てから判断しても同じことだろう。
  • 3月末の完了期限までは銚電への直接支援か
    サポーターズは既に1200万円を超える基金を集めており、4月以降段階的に投入するとすれば、すぐに基金が枯渇すると考えるに足る根拠は示されていない。一方で銚子電鉄は現在実行中の工事に資金が必要なはずであり、さらにそろそろ車両の検査修理を行う必要がある。
    サポーターズ基金が3月末までに役に立たない可能性を考慮すれば、今は銚電への直接支援を優先すべきと考えられる。ただ、銚電側からは最近リリースがなく、火急に枕木工事の資金に困っているのかどうか今一つはっきりしない。
  • その他
    週明けまでに説明がなければサポーターズは停止信号(0)とするつもりでいたが、3/10のサポーターズ公式ブログで今後の予定の一部が公表された点を若干考慮した。ただ、必要な情報が明らかにされていない点に変わりはない。

3月10日現在

  • 発言者現わる?
    昨日記した発言について、「自分が書いた」と名乗る者が現れたが、どう見ても自作自演の告白にしか見えない。訂正文も出たが、これだと「自作自演で第3者を装って火消しを計った」ようにしか見えない。疑惑を消したい当事者による余りに拙い工作か、或いは廃止派工作員による極めて巧妙な罠か。気分的には即刻停止信号にしたいところだが、匿名で確証がないため現状維持とした。

3月9日現在

  • 銚子電気鉄道株式会社
    抑速(90)
  • サポーターズ
    警戒(25)
  • 個人情報の管理に疑問
    2chのスレッド【銚子電鉄】銚子電鉄応援OFF会22【支援】に、救えwiki管理人がその名において、サポーターズに関するメールによる問い合わせを銚子電鉄およびサポーターズに行っていない事実が開示された。
    名無しによる発言であるが、「少なくとも〜(中略)〜問い合わせたりしてないね。wikiの人と名乗っては」という確定的な内容から、メールの差出人の名などの内部情報を得られる立場の者による書き込みである危険性が50%以上あると判断した(確定には至らなかった)。組織の名において管理人を批判することは自由だし、むしろ積極的に反論して自身の身の潔白を証明してほしいところだが、仮に内部情報を元にした匿名掲示板での不穏当な批判が事実であれば、許容し難い問題である。
    NET掲示板ではNETで問題提起するより直接問い合わせるべきとの声もあるが、情報流出の危険性を考えればメール等による問い合わせは推奨できない。特にサポーターズは役員ほか主要メンバーすら十分に公表されておらず、 安心して個人情報を預けられる状況ではない。個人情報流出が確実であれば即刻停止信号であるが、可能性が考えられるというのが現状であるから双方の信号を下げることとした。
    銚子電鉄については、個人情報を伴わない支援(店論でのぬれ煎餅購入など)は今回のこととは係わりがないことを考慮し抑速(90)とした。サポーターズについては注意(45)となっていたが、更に下げるに値すると思われる理由が既にあったこと、支援には個人情報の提供が必須であること、そして個人情報管理体制どころか役員名すら不明であることから警戒(25)とした。
  • 発言の内容
    【銚子電鉄】銚子電鉄応援OFF会22【支援】より
    300 :名無しさん :2007/03/08(木) 06:56:29 ID:RL0TNhgbO
    少なくとも銚子電鉄とサポーターズにメールとかして問い合わせたりしてないね。wikiの人と名乗っては。でも以前wikiの人はネコガスキー氏が銚子電鉄と接触しようとしたの批判したからwiki氏自身銚子電鉄と接触出来なくなってしまったんだね。接触したのがバレると以前以上に炎上するだろうな。
  • その他
    「2chに書き込みした程度でなぜ」と考え批判する向きがあるかも知れないが、NETのオープンスペースを流れる情報と、組織内のクローズなスペースに保管される顧客等の個人情報(メール情報)とでは根本的に扱いが異なる。書き込みが本当に内部情報を元としたものであれば、書き込んだ本人はこの重要性に全く気付いていないと見られ、注意喚起が必要と考え信号を変更した。
     

3月7日現在

銚子電気鉄道株式会社

  • 進行(100)
  • 特に問題があるという情報は無い。

サポーターズ

  • 注意(45)
    • 「警戒ないし停止」を示すべきところ、早期に情報開示されることを期待して「注意」とした。会計年度の区切りである3月末時点で問題が明らかになるような場合、費用不足で安全対策工事の完了期限である3月末までに工事が完了できず、国土交通省から鉄道事業許可が取り消されることになりかねない。
  • 銚子電鉄の経営状況によってはサポーターズ基金が投入されない可能性が示唆された。銚電のために集めた基金が銚電のために使われないのは疑問である。
  • サポーターズ公式ブログには枕木工事やレール交換工事の様子が写真で示されており、サポーターズの支援が工事に役立っているように見える。その一方で、サポーターズ基金から工事費がいくら支出されているのか(或いは全く支出していないのか)明らかにされていない。
  • 運営資金129万4039円のうち、すでに102万0828円が支出されたことが明らかにされたが、その内訳が明らかになっていない。また、僅か1ヶ月半で運営資金の大半を使ってしまった運用方法に疑問がある。
  • 規約13条3項を根拠に、工事基金の一部を運営に充てる旨が示唆された。102万0828円の支出内訳に疑問がある上に、当初の規約(8条)で運営費に充てないことを明確化していた定めに反しており、その運営に疑問がある。
  • 旧規約から現規約へ変更した日、変更した部分、変更した理由などが明らかにされていない。
  • サポーターズの役員ほか主要メンバーの公表が十分ではない。
  • 役員等が明確でないが、それは個人情報の保護管理を安心して任せられる人物たちなのか。また公式ブログに記載されているとおり、「作成した名簿は銚子電気鉄道株式会社に提供保管」されているのか。

その他

  • 5日に支援信号を設置して以降、管理人への批判やサポーターズを擁護する意見は多数あったが、サポーターズへの信頼を向上させうるに足る情報は全く見当たらなかった。

推奨度の目安

  • あくまで凡その目安である。
    • 進行 - 推奨度約100%
      特に問題は見当たらず
      自身に負担のない範囲で支援することを推奨する
  • 抑速 - 推奨度/進行の少し下
    進行を表示するには少々問題があるか、その可能性がある
    やや状況に留意して支援することを推奨する
  • 減速 - 推奨度約70%
    少々問題があるか、その可能性がある
    状況の推移を良く見て支援することを推奨する
  • 注意 - 推奨度約45%
    小さくない問題があるか、その可能性がある
    事態の推移を良く見極めて納得した上で支援することを推奨する
  • 警戒 - 推奨度約25%
    重大な問題があるか、その可能性がある
    事態の推移が好転するまで支援を見合わせるか、或いは支援先を良く見極めて納得した上で支援することを推奨する
  • 停止 - 推奨度約0%(無閉塞/約15%)
    極めて重大な問題があるか、その可能性がある
    支援しないか、或いは支援先を良く見極めて納得した上で支援することを推奨する

Last-modified: 2007-05-04 (金) (6206d)