銚子電鉄サポーターズ - ━─ LRWC ━─

　銚子電鉄は、開業以来最も厳しい状況に立っています。
　去る、平成１８年１１月１５日「電車の検査費用」捻出の為に、ホームページ上で訴えかけました。その結果、全国からインターネットやテレビをとおして、沢山の方が「ぬれ煎餅」の購買に協力し、さらに、毎日沢山の支援者が銚子へ訪れて銚子電鉄に乗車することで、支援を展開しています。
　この状況において、平成１８年１１月２４日付けで国土交通省関東運輸局は、去る１０月の保安監査の結果から、「鉄道事業の業務改善命令」を銚子電鉄に対して発令しました。
　しかし、現在の銚子電鉄には、ホームページの訴えでも分かるように、工事費の捻出に苦慮していることから、安全対策を目的とした改善工事を実施する事は、非常に困難な状況が察しられます。
　銚子電鉄は今回の改善命令に基づく安全対策改善工事として、「まくら木交換工事」や「踏切対策」などの工事を、施工しなければなりません。
　さらに、前社長の関連で幾つかの問題が重なって、資金の確保がままならず、数年前から本来実施していなければならない、安全対策工事が実際できずにいます。今回の改善工事を含めると、今後平成２４年度までに１０億円程度の安全対策事業費が必要と言われています。
　今回の改善工事は補助の対象外となりますが、諸々の課題を解決しなければ、平成２４年度までの安全対策工事の内、緊急対策工事に対して国や銚子市からの補助金は交付されることはありません。
　このような逼迫した状況に対して、全国から銚子電鉄の存続を求める声が、銚子電鉄や国土交通省、銚子市に沢山届いていると聞きます。
　このような動きの中で、「銚子市民としても見逃すわけにはいかない」と、この度、市内の有志が声を掛け合って、銚子電鉄をサポートすることを決意しました。
　銚子電鉄を守るために、先ず１１月２４日の国土交通省関東運輸局による「鉄道事業の業務改善命令で指摘された安全対策工事」を、市民と全国の支援者の善意でサポートする取り組みを呼びかけ、工事が実現できるように支援しなければなりません。

２　サポートの内容

改善命令に対する改善計画で発生する改善工事費用に限定したサポート基金の募集と支出管理に係る活動
銚子電鉄の応援の為に訪れる市外からの来訪者に対するおもてなしサポーターの募集と観光との連動を実現する活動
例えば：銚子電鉄の弧廻手形利用者への割引サービス
沿線清掃・電車清掃・沿線への花の植栽サポーターの募集と運営