8月3日、花火大会で臨時列車を運転予定 (7/30記)

  • 7月29日の銚電公式ブログによると、8月3日(土) の花火大会開催に伴い、下りの臨時列車一本を運行するとのことです。花火大会が中止の場合は運行されません。
  • 臨時列車の運転ダイヤは、昨年と同じく銚子 21:21発 → 外川 21:41着 で、通常の下り最終列車の一つ前となります。臨時列車は 21:31 に笠上黒生で、外川 21:20発の上り最終列車と列車交換を行う予定です。
    また、臨時列車は外川到着後すぐに回送列車として折り返し、21:56 頃に笠上黒生で下り最終列車 (銚子 21:47発) と列車交換を行うと推定されます。

8月4日、真岡鐡道イベントに銚電出展予定 (7/28記)

  • 7月26日の銚電公式ブログによると、真岡鐡道の真岡駅で8月4日(日) に開催される 「“キューロク” サマーフェスティバル」 に、銚子電鉄が出展するとのことです。イベント限定弧廻手形他の販売が予定されています。
  • 7/30追記
    7月30日に銚電公式ブログが更新され、記念入場券1種 (限定200部・150円) と限定弧廻手形2種 (各限定100部・600円) の画像が掲載されました。リンク先は上記と同じです。
     

千葉三越イベント予定を銚電が公表 (7/28記)

  • 7月26日の銚電公式ブログにて、千葉三越で 「鉄道フェア」 が8月7日(水) から12日(月) まで開催されることが公表されました。銚子電鉄・小湊鐵道・いすみ鉄道のローカル鉄道3社切符セット (1050円) は、各日50セット限定で販売されるとのことです。

7月28日、参加者限定イベント開催 (7/28記)

  • 7月28日の銚電公式ブログによると、7月28日に仲ノ町車庫にて、中学生以下限定で車掌スイッチを操作できるドア開閉体験イベントを実施したようです。

7月20日よりコロプラ地域応援キャンペーン実施 (7/28記)

  • 7月19日の銚電公式ブログによると、7月20日から9月30日までコロプラが開催している 「地域応援キャンペーン2013 [関東編]」 に、銚電が参加しているとのことです。詳細は銚電公式ブログと、コロプラ公式HPのニュースリリースをご参照下さい。

【再建問題】 7月25日、第1回協議会の情報が公開される (7/25記)

  • 7月25日に銚子市公式HPが更新され、5月30日に開催された 「第1回銚子電気鉄道運行維持対策協議会」 の情報が公開されました。
  • 取り敢えず何か、今日中に短いコメントを書こうと思いましたが、突っ込みどころが山ほどあるので諦めました。興味のある方は、先ずはじっくり読み込んでみて下さい。

デハ2002が正面車番なしで運用入り (7/20記)

  • 2002Fアイボリー編成は7月20日現在、デハ2002(銚子方先頭車) のサボ受けを外し、前面窓上の車番 (2002) を標記していない状態で運用に入っています。化粧直しされた先頭部は清掃ではなく塗装のように見え、だいぶ綺麗な状態です。
     

8月7〜12日、千葉三越 「鉄道フェア」 で銚電グッズ販売 (7/19記)

  • 7月19日の鉄道ホビダスによると、8月7日(水) から12日(月) まで千葉三越で開催される 「鉄道フェア」 の 「千葉ローカル鉄道フェア」 にて、銚子電鉄・いすみ鉄道・小湊鐵道のグッズが販売されるとのことです。「ローカル鉄道3社の切符セット」 も枚数限定で販売されるとのことですが、詳細は不明です。

2000形が6月下旬よりクーラー使用開始 (7/19記)

  • 7月19日のRMニュースによると、2000形が6月下旬より冷房の使用を開始したとのことです。
  • デハ2001の運転台のメーター付近には、6月5日時点で 「外川〜犬吠間・仲ノ町〜銚子間2ノッチで運転」、「注意・SIV使用時の室内灯の点灯は元空気圧力が500KPa前後から」 と赤字で書かれたシールが貼られており、走行時のクーラーの使用にあたっては、ノッチ制限や、電力負荷をかけるスイッチ操作をコンプレッサー作動時に行わないなどの方法で、変電所の容量不足に対処しているようです。
  • RMニュースには、7月18日に仲ノ町〜笠上黒生間で変電所の負荷試験を行う2001Fグリーン編成の画像が掲載されています。同日にはデハ1001(銀座線色) とデハ1002(丸ノ内色) が運用に入っており、掲載画像に乗客の姿が見当たらないことから、グリーン編成は旅客列車ではなく試験専用列車だった可能性があります。
  • 増発余地の殆んどない銚子電鉄線ですが、午前9時56分から10時22分までの間は仲ノ町〜笠上黒生間に定期列車が無く、試験列車や貸切列車などによる区間運転が可能です。試験は通常、夜間に実施されると思われますが、夏の昼間の高温環境下で冷房装置や変電設備を試験する必要があるのかも知れません。
     

アイボリー編成デハ2002が化粧直し (7/18記)

  • 7月12日にデハ1001(銀座線色) が運用復帰して以降、仲ノ町の洗車線に留置されている2002Fアイボリー編成ですが、銚子方先頭車のデハ2002の先頭部 (2枚窓) が化粧直しされている模様です。
  • 塗装か清掃かは不明ですが、7月13日と15日時点でヘッドライト周辺を含む前面上半分、7月18日時点で前面全体が綺麗な状態となっています。前面窓上の車番標記 (2002) は読み取れない状態です。
     

7月24日、「ポチたまペットの旅」 に銚電が登場予定 (7/18記)

  • 7月24日(水) の20時00分よりBSジャパンで放送される 「まさはる君が行く! ポチたまペットの旅」 に、銚子電鉄が登場します。銚子での撮影は、6月15日から16日にかけて行われた模様です。

7月27日、仲ノ町で金魚すくいイベント開催予定 (7/18記)

  • 7月17日の銚電公式ブログによると、7月27日(土) に仲ノ町車庫で金魚すくいイベント 「電車でGYO」 を開催するとのことです。

7月20日、うちわ型弧廻手形と銚電&湊線フリーきっぷを発売予定 (7/18記)

  • 7月16日の銚電公式ブログによると、7月20日より 「うちわ型弧廻手形」 と 「銚電&湊線フリーきっぷ」 を発売するとのことです。

デキ3が細部塗装変更 (7/14記)

  • 7月14日の銚電公式ブログによると、デキ3が清掃され小変化を行ったとのことです。掲載画像を7月7日の状況と比較すると側面の標記が消され、窓まわりが白くなっています。
  • 7/18追記
    7月17日、RMニュースが画像付で報じました。今回の塗装は、昭和30年代のものとのことです。
    なお、銚電ブログとRMニュースの掲載画像で見える陸側 (外川駅ホーム側) の側面は標記が全て消されていますが、海側 (仲ノ町駅ホーム側) は 「AEG」 と白文字で標記されています。

グリーン編成がサボ受けを外して運用入り (7/13記)

  • 7月13日はデハ1001(銀座線色) と2001Fグリーン編成が運用に入りました。7月11日まで鉄道むすめヘッドマークを付けて運用に入り、昨日の午前頃にもヘッドマークを付けて仲ノ町に留置されていたグリーン編成ですが、今日は両エンド共にサボ受けごとヘッドマークを外して運転されました。
  • 仲ノ町洗車線に留置の2002Fアイボリー編成は、珍しく 「回送」 を表示しています。デハ801は引続き外川留置です。7月13日の銚電公式ブログによると、開業90周年記念の入場券セット・乗車券セットを仲ノ町駅と犬吠駅で販売するほか、通信販売も行うとのことです。

7月12日、デハ1001が3ヶ月半ぶりに運用復帰 (7/12記)

  • 7月12日、前日の予告どおりデハ1001(銀座線色) とデハ1002(丸ノ内色) が運用に入りました。デハ1001は3月22日を最後に運用に入っていなかったようで、3ヶ月と20日ぶりの運用復帰となりました。
  • RMニュースは、運用から外れていた理由を車輌故障と報じていますが、詳細は不明です。同ニュースに掲載の画像では、デハ1001の外川方の方向幕が 「渋谷」 となっており、営業運転中の渋谷幕表示は珍しいのではないかと思われます。
  • 7月12日の午前頃、仲ノ町留置の2000形のヘッドマークはデハ2002が取外し済、デハ2001が取付けたままでした。両編成とも外川方クハの取付状況は不明です。
  • なお、銚子電鉄では、仲ノ町〜外川間でのデハ1000形の夜間貸切運転を平成25年7月31日まで実施中です (貸切運賃は往復で60760円)。予約は貸切運転日の2週間前までとなっているので、今回の運用復帰で 「銀座線カラーのデハ1001の貸切りをしたい」 と思った方は、早急に銚子電鉄へ問合せすることをお奨めします。

あす7月12日、銀座線カラーのデハ1001が運用復帰予定 (7/11記)

  • 7月11日の銚電公式ブログによると、明日7月12日にデハ1001(銀座線色) が営業運転に就くとのことです。また、もう一編成はデハ1002(丸ノ内色) が運用に入る予定とのことです。
  • 7月11日現在、デハ801は外川駅の機回し線に留置されています。また、90周年記念イベント前日の7月6日より2000形に取り付けられていた鉄道むすめ他のヘッドマークですが、昨日7月10日時点でグリーン・アイボリー両編成、本日7月11日時点でグリーン編成がヘッドマークを付けたまま運用に入っていたようです。
    明日は2000形両編成が仲ノ町留置となる予定ですが、ヘッドマークが付いているかどうかは分かりません。

7月6日、鉄道むすめヘッドマークを取付けて運行 (7/6記)

  • 7月6日、明日の90周年記念イベントに先立って、2000形2編成が両エンドにヘッドマークを取付けて運行しました。両編成とも銚子方デハが丸形ヘッドマーク、外川方クハが大型の角形ヘッドマークで、デキ3とバイクのイラストが入ったものが一種、残る3種は 「鉄道むすめ トレインマークキーチェーン第1弾」 のうち外川つくしのイラストの入ったものと同じデザインのものです。
  • 7月6日現在、デハ801は外川駅の機回し線に留置されています。
     

7月5日、銚子鉄道の開業から90年 (7/5記)

  • 7月5日に銚子電気鉄道は、前身である銚子鉄道が大正12年 (1923年) に銚子〜外川間で運行を始めてから90周年を迎えました。
  • 銚子鉄道のさらに前身である銚子遊覧鉄道が銚子〜犬吠 (旧駅) 間で運行を始めたのは大正2年 (1913年) で、今年の12月28日には銚子遊覧鉄道の開業から100年目となります。仲ノ町駅の建屋 (本社) は遊覧鉄道時代からあるそうで、開業時から建っていたとすれば、今年で築100年の駅ということになるかと思われます。
     

【再建問題】 越川市長が北川財団を訪問するも銚電の話はせず (7/5記)

  • 銚子市議会議員の工藤忠男氏のブログによると、6月議会での工藤氏の質問に対して越川信一市長は、東京にある北川財団事務所へ5月24日に訪問して銚子市全体に対する支援をお願いしたものの、「銚子電鉄の話はしていない」 と答弁したとのことです。
    短時間の訪問で支援の個別案件について話をする時間が無かったのか、或いは敢えて銚電の話を避けたのかは不明です。
  • 市長選挙の投票日の前から、北川財団が銚電支援から手を引くとの噂があったようです。噂が本当なのかどうか、今後に財団が銚電再建に関わるのかそうでないのか、大変気になるところです。

90周年記念イベントで 「銚電&湊線フリーきっぷ」 先行発売 (7/5記)

  • 7月4日の銚電公式ブログによると、7月7日(日) に開催される 「銚子電鉄開業90周年記念イベント」 にて、ひたちなか海浜鉄道湊線と銚子電鉄線を利用できる1日フリー乗車券 「銚電&湊線フリーきっぷ」 を先行発売するとのことです。
  • 利用期間と通常の販売期間は7月20日(土) より8月31日(土) まで、価格は1420円です。銚子電鉄500部、海浜鉄道500部の計1000部限定とのことですが、90周年記念イベントでの販売数は不明です。ちなみに、湊線勝田駅と銚子駅との間の移動時間は、大洗鹿島線経由で約2時間半 (接続待ちを除く) です。
  • ひたちなか海浜鉄道と銚子電鉄は、秋頃に姉妹鉄道提携を結ぶ予定とのことです。普通なら喜ぶべきところですが、向後氏が絡んでそうなので、何だかなあと思うところです。

90周年記念イベントの販売グッズ情報公表 (7/2記)

  • 6月29日と7月2日の銚電公式ブログにて、7月7日(日) に開催される 「銚子電鉄開業90周年記念イベント」 で販売される予定の、記念商品の情報が公表されました。
  • 商品が多品種あり、高額な商品もあることから、予め購入するグッズを絞り込んでおいた方がいいかも知れません。また、7月2日の銚電公式ブログに掲載されているものの他にも、販売されるグッズがあるようです (1日駅長の弧廻手形など)。

鉄道むすめ公式HPに90周年記念イベント情報掲載 (6/27記)

  • 6月27日に鉄道むすめ公式HPが更新され、7月7日(日) に開催される 「銚子電鉄開業90周年記念イベント」 について記載した2つのページが設けられました。鉄道むすめ関連として、下記のイベント情報が掲載されています。
    • 「弧廻手形:鉄道むすめ限定版」 の発売
    • 「鉄道むすめトレインマーク」 での車輌運行
    • その他、外川つくし仕様の特典カード配布
  • 『「鉄道むすめトレインマーク」 での車輌運行』 との記載とともに、鉄道むすめトレインマークキーチェーン第1弾に収録の 「のぼり銚子」 などの画像が掲載されています。このデザインのヘッドマークが、イベント当日に取り付けられるのかどうか気になるところですが、トミーテックではイベントに関する問い合わせには応じられないとのことです。
  • また、銚子電鉄の公式HP・ブログにも新しいイベント情報が掲載されました。最終版とのことですが、 参加の際はイベント前日までHPとブログをチェックした方が良いかと思われます。

7月27〜28日、「鉄道フェスティバルin銚子」 開催 (6/27記)

  • JR東日本千葉支社は6月27日のプレスリリースで、7月27日(土) と28日(日) に開催される 「鉄道フェスティバルin銚子」 に合わせた旅行商品を、7月5日(金) に発売すると発表しました。
    旅行商品は、フェスティバルへの参加や銚子電気鉄道1日フリー乗車券、お座敷ジョイフルトレイン宴(うたげ) を使用した 「快速銚子鉄道フェスティバル号」 への乗車 (復路は特急しおさい号) などをセットしたものです。
  • 「鉄道フェスティバルin銚子」 は7月27日(土) と28日(日) に、「快速銚子鉄道フェスティバル号」 が銚子駅へ到着する10時47分頃より12時30分まで、銚子駅構内で開催されます。
    車掌シミュレーション体験のメニューもあり、昨年5月に銚子運転区から銚子運輸区へ改組される際に設置された車掌用設備など鉄道ファン的にも興味深いものがありそうですが、「鉄道フェスティバルin銚子」 が旅行商品購入参加者限定イベントなのか、或いは一般参加可能なイベントなのかはプレスリリースを見ても分かりませんでしたので、各自で検索願います。

外川イベントでデハ801展示、走行は半年ぶり? (6/25記)

  • 6月25日、ふるさと切手 「旅の風景シリーズ 第18集」 の発行を記念したミニイベントが予定どおり開催され、外川駅の機回し線には 「快速 房総の休日」 のヘッドマークを付けたデハ801が展示されました。
  • デハ801は前日の24日夜に、2001Fグリーン編成を使って笠上黒生の風葬線から引き出されたようです。デハ801は昨年12月19日夜頃に外川から仲ノ町へ、12月22日朝までに笠上黒生へ移動しており、外川駅へ姿を見せたのは半年ぶりです。
    また、架線下に置かれたのも半年ぶりと思われますが、自走出来る状態なのかどうかは不明です。
  • 6月25日に更新された銚電公式ブログによると、イベント終了後も 『ふるさと切手 「旅の風景シリーズ 第18集」 千葉 発行記念弧廻手形』 の在庫が多少あるため、犬吠駅にて販売しているとのことです。
 

【再建問題】 銚子市HPから協議会設置の告示ページ削除 (6/20記)

  • 6月20日時点で、「銚子電気鉄道運行維持対策協議会の設置について」 と題した5月20日に設置された告示ページが、銚子市公式HPから削除されました。また、新着情報ページの更新の際、協議会の設置に係る5月20日のお知らせ事項が、前後 (5月17日および21日) のお知らせ事項を残したまま消されました。
    今のところ両ページとも、検索サイトのキャッシュで削除・更新前のページを見ることが出来るようです。
  • 市のどのセクションが、どのような理由により削除の判断をしたのかは不明です。銚子電気鉄道運行維持対策協議会のページ自体は残っていますが、今後消されるのかどうかは分かりません。

7月7日の90周年記念イベントの追加情報公表 (6/20記)

  • 6月19日の銚電公式ブログにて、7月7日(日) に開催される 「銚子電鉄開業90周年記念イベント」 の追加情報が公表されました。

6月22〜23日の183系団臨イベントの追加情報公表 (6/20記)

  • 6月19日に更新された銚電公式ブログにて、183系団臨 「リレーしおさい号・リレーあやめ号」 の運転に合わせて6月22〜23日に仲ノ町車庫で開催されるミニイベントの追加情報が公表されました。
  • 「180円の上り銚子乗車券2枚 (1枚は開運乗車券)」 と 「懐かしの183系リレーしおさい・あやめ号をデザインした4種の開運券」 のセットが250部限定で1000円、しおさいバージョン・すいごうバージョンの2種の 「懐かしの183系 弧廻手形」 が各100部限定・600円で販売されます。

8月10日、なんかイベント予定 (6/20記)

  • 8月10日に何かイベントをするそうです。主催は銚子電鉄ですが問合せ・申込先は銚子市観光協会です。何やら向後氏が絡んでそーな気配なので、詳細を知りたい人は各自で検索してください。

6月23日、激安ツアー番組に銚電ツアー登場予定 (6/20記)

  • 6月23日(日) の13時55分からテレビ朝日で放送される番組 「東京発!1万円以下 激安すぎる!パックツアー」 にて、銚子電鉄関連のパックツアーが紹介される模様です。

【再建問題】 6月13日、スーパーJチャンネルで銚電報道 (6/20記)

  • 6月13日、テレビ朝日の 「スーパーJチャンネル」 で銚子電鉄の再建問題が報道されたようです。
  • 小原健史支配人によると、設備改修費用は 「向こう10年で9億円ほどが必要になる」 とのことです。また、デハ1001の検査期限は今年9月で、更新を延長して運行出来ないかどうか検討中とのことです。

【再建問題】 ふるさと納税や寄付を銚電支援財源へ (6/18記)

所信表明と支援要請

  • 6月6日、市長として初めて市議会に臨む越川信一氏が定例市議会で所信表明し、6月7日に千葉日報がこれを報じました。また6月11日には、銚子市公式HPの市長のページに所信表明が掲載されました。
  • 越川市長の所信表明によると、「銚子電鉄を守ること」 は越川氏の公約の一つとのことです。また越川市長は、銚電支援に伴う一般財源の負担軽減のため、ふるさと納税や寄付を全国から募って銚電支援の財源にする方針を示しました。
  • 市長は所信表明で、銚子電鉄について 「その知名度は全国区であり、銚子になくてはならない観光のシンボル」 であるとの見解を示し、その上で全国から幅広い支援を呼びかけたいとしています。ふるさと納税や寄付募集で、銚電存続に必要な資金がどれだけ集まるのかという疑問もありますが、実のところ、これらは別の意味で重要な役割があるのかも知れません。

意外と策士?

  • 背水の陣?
    市の観光シンボルへの支援を市長が全国へ要請し、その上で銚子市が途中で支援を放り出して銚電を潰したとなれば当然に、銚子の市行政と観光業界への反発が高まることになると予想されます。それを承知の上で、全国から銚電支援を募ろうとするのは自ら退路を断つようなもので、銚電存続に懸ける越川市長の決意は、存外に固いようにも見受けられます。
    一方で、ただ単に 「みんなで救おう銚子電鉄」 みたいなイベント感覚で寄付を集めようと思い付いただけかも知れません。どこの自治体でもやっているような、特に独創性もない企画として 「ふるさと納税」 を行うのか、或いは独創性のない企画を装って議会と市民に銚電存続への決意を固めさせる高等戦術なのか、今のところどちらなのかを特定出来るだけの情報はありません。
     
  • 食品部門売却に対する牽制?
    上下分離方式導入に対する慎重な越川氏の姿勢についても、穿った見方をすれば、ぬれ煎餅部門売却に対する牽制のためかも知れません。
    仮に、上下分離導入が見送られた上で食品部門を売却するとなれば、市は銚電存続のために毎年一億円以上の支援 (毎年の運行赤字補填、プラス食品部門売却益で賄えない分の設備近代化費用) を行う必要があると考えられます。
    そうなると、「上下分離で市が責任を負うなら仕方ない」 と考えていた議員や市民も、「なぜ上下分離が導入されず市の共有財産でもない銚電のために、運行赤字補填だけで毎年一億円も負担しないといけないのか。今までどおり、運行赤字を自社の食品部門の利益で補っていれば、市の負担は近代化費用だけで済むのではないか。」 として、食品部門売却反対にまわる可能性が高くなります。
    また、野平市政時代では 「食品部門売却と上下分離導入を前提とした銚電再建案のみ」 が議会に提出される可能性も想定されましたが、越川市政下でそうなる心配は、まず無いと考えられます。越川市長が慎重な姿勢を示している以上、銚電再建案は上下分離導入を前提としないものとして策定されるか、少なくとも 「上下分離導入を前提とする案・前提としない案の両案併記」 となるでしょう。
    「上下分離導入を前提とする案」 についても、食品部門を売却しないことを前提とした案になるか、「売却を前提とする案・前提としない案の両案併記」 となると思われます。実際のところ越川氏がどこまで考えているのかは分かりませんが、上下分離への慎重な姿勢は、結果として食品部門売却の動きを牽制する効果があるように見受けられます。
     
  • 上品な対話と、波風立てない交渉力?
    越川氏は、野平氏の言動が誠実でないこと、市政に対話が必要であることを掲げ出馬しました。
    ふるさと納税や寄付を銚電支援財源にするとの所信表明は、特に批判を受ける要素が無いようでいて、そのじつ背水の陣の要素を含んでいます。
    また、越川氏が 「上下分離導入に反対、食品部門売却に反対」 と表明すれば 「越川市政は独断市政だ、対話市政ではない」 と批判されるかも知れませんが、「メリット、デメリットについて正確な情報を集めたい」 と言えば、議会ではメリット・デメリットについて議論 (対話) をせねばならず、協議会も正確な情報に基いて両論を検討せねばなりません。
    深読みし過ぎかも知れませんが、越川氏は波風立てない何気ない発言によって、自身の市政方針に沿った状況を作り出しているように見受けられます。
     

積極性と消極性

  • 財政危機と支援策
    銚子市の最大の問題は財政再建で、また特に市民の関心が高いと思われるのは銚子市立病院問題です。銚電の再建問題は最重要という訳でもなさそうで、越川市長が上下分離導入に慎重な姿勢を示したことから、「支援の方向性は白紙に戻った」 とも報じられました。
    越川市長が銚電支援に消極的とも受けとれる報道ですが、仮に越川氏の方針が 「市の財政危機のなか、極力に無駄な支出を避けた上で銚電を存続させる」 ことを目的としているとすると、現在までに越川氏は、この方針に反した行動をしていません。
    今のところ越川氏は、ふるさと納税・寄付の募集や、市とタイアップしたイベント開催・商品開発ぐらいしか具体的な支援策を示していませんが、上下分離や高額な助成については、何が本当に必要な支援なのかを見極めるまでは明言を避けているのかも知れません。一方で6月1日のMSN産経記事によれば、車両引退・減便問題について 「緊急性のある問題なので、ダイヤを維持するための支援を早急に考えたい」 と、必要性の高い支援については理解を示しています。
     
  • 野平氏は越川氏より支援に積極的だったのか?
    一部では、野平前市長は銚電支援に積極的で、越川市長は消極的だという批評があるようです。しかし、小川文雄社長時代に銚電へ無理難題を吹っ掛け、長年に亘り支援を拒否してきたのは岡野・野平の両氏でした。
    また、野平前市長が支援策を示したのは、平成23年度に国土交通省が銚子電鉄に対して助成 (759万9999円) をし、国交省・運輸局幹部が何度も野平氏に接触をした後でした。経緯の詳細は不明ですが、傍から見ていると 「地元公共交通に対する銚子市の無策ぶりに業を煮やした国交省にせっつかれ、ようやく野平氏が重い腰を上げた」 ように見受けられます。
    しかも、銚電のぬれ煎餅部門を自分と仲のいい業者に買収させようと画策しているとの噂までオマケで付いちゃいました。市立病院問題や庁舎建替え問題、てうし横丁 (アイ・シー・エフ) 問題に於いて議会で指摘されるほど、また市長選を争った越川氏が 「オトモダチに利益提供しない政治」 を政策テーマに掲げるほど、野平氏にはこの手の話が多かったようです。銚電に関する噂が本当かどうかは知りませんが、噂された当事者は、野平前市長が4月に設置した銚子電気鉄道運行維持対策協議会の委員リスト (5月20日公表の名簿) に名を列ねていました。
     
  • 実は項目の多い銚電支援策
    越川市長は所信表明で、銚電を守ることは公約だと明言した上で、「銚子電鉄の支援につながる、ふるさと納税や寄付を募りながら、全国からの幅広い支援を呼びかけていきたい」、「銚子電鉄と銚子市がタイアップしたイベントの開催や企画商品の開発に取り組んでいきたい」 と表明しています。また、所信表明に先立つ5月の市長就任挨拶では、銚子芸術家村構想に関連して 「銚子電鉄の各駅にアート作品を展示し、銚子電鉄の利用促進にも役立つものにしたい」 と表明しています。
    各々は銚電存続への支援としてはパンチ力に欠けるような提案ですが、所信表明で 「あきらめなければならない事業や施設整備も出てくるでしょう」 と徹底した行財政改革を訴えるなかで、これだけ銚電支援の提案がされているというのは、寧ろ存外にサービスが良いと思えるところです。
    また前述のとおり、ふるさと納税や寄付は背水の陣の要素を含んでいますし、もう一つの芸術家村構想についても少し深読みする要素がありそうです。
     
  • 目玉企画の銚子芸術家村構想
    銚子芸術家村構想は越川氏の目玉企画のようで、財政引締めを呼び掛けるなか、新たに支出を必要とするプロジェクトとして越川氏が推進を表明した数少ない事業となっています。本プロジェクトは新規案件で、まあハッキリ言えば、財政危機のいま始めなければならない必然性の無い事業です。にも拘らず、諦めなければならない事業も出てくると言いながら所信表明で本プロジェクト推進を表明したのは、越川氏が大事にしている企画、どうしても実現したい企画だからだと思われます。
    必然性の無い企画ですから、数年後に市民から成果が認められなければ、芸術家村は 「財政危機で大切な事業をいくつも切り捨てておきながら、市長が強引に無駄金を投じた道楽企画」 という評価を受けることになります。当然、越川氏はそのような評価を受けることのないように努めることでしょう。財政危機への対応と合わせ、芸術家村構想は越川市政の評価を計るバロメーターとなる可能性があります。
    そんな大事な企画ですから、この構想に係る宣伝等のイベントについて、当然に芸術家村の評価を上げる方法で計画されることでしょう。仮に越川氏が 「銚電がすぐに潰れるかも知れない」 と考えていた場合、銚電とのタイアップ企画を市長就任挨拶で表明したでしょうか?
    越川氏が大事に計画してきた芸術家村構想、銚電の駅にアート作品が展示される光景が、氏のイメージの中にはあったのです。そのことが越川市政による銚電支援を保証するものではないですが、越川氏の心の中で 「銚電存続のイメージ」 はネガティブなものではないと推定するところです。
     
  • 越川氏への批評について
    越川氏が本気で銚電を存続させるつもりなのかは、最終的に助成金支出の決済が行われるまでは分かりません。ただ、それまでは越川市長の発言や動向を冷静に見極める必要があるようです。
    越川氏が数億円単位の支援を決断するまでは、「越川市長は野平前市長と比べて消極的」 との批判がされると予想されます。しかし、「銚電がピンチだから早く支援しろ! 越川市長は銚電を存続させる気が無いのか!?」 との声はその実、「銚子市にふさわしい再建案」 を考える時間を与えずに市に無駄な出費をさせ、甘い汁を吸いたい勢力のものかも知れません。
     

サポーターズの悪夢

  • 寄付集めとクーデター未遂事件
    思ったより銚電存続に積極的のような越川氏ですが、懸念が無いわけではありません。寄付で思い出されるのは、銚電支援のためと標榜して浄財を集めておきながら、銚電の小川文雄社長を追放しようと銚電クーデターを画策していた銚子電鉄サポーターズのことです。
    越川市長の支援要請により全国から集められる、ふるさと納税や寄付金が適切に銚電支援のために使われるかどうかは、この事業に銚子電鉄サポーターズ関係者が係わるかどうかが一つの注視点です。例えば、ふるさと納税や寄付金が 「銚電のため」 と称した良く分からないイベントの補助金として浪費され、そのイベントが何故かサポーターズ関係者により実施されるということも考えられます。
    野平市政時代に決まったことですが、銚子電気鉄道運行維持対策協議会には少なくとも2名のサポーターズ関係者が関わっています。委員の坂本雅信氏 (銚子電鉄サポーターズ元副代表) と、地域公共交通マイスターの肩書きでオブザーバー参加している向後功作氏です。サポーターズ関係者は現在も、市の設置した協議会により銚電の将来を左右し得る立場にあるのです。
     
  • ハードからソフトへ
    かつて批判が高まったインフラ・ハコモノ行政に替わって現れたのが、文化行政やイベント、福祉の名を借りたバラマキです。これらソフト的な事業は、ハコモノなどハード的なものと比べて必要なものと不必要なものとの分離が難しく、そこにつけ込んだ欲深い人々による補助金の狩り場となっている事例が散見されます。
    最近では市民活動やエコロジー、街づくりプロジェクトなどがターゲットとなっており、銚子市でも民間業者に発注された中心市街地空き店舗活用等事業計画策定業務 (577万5000円) が本当に必要な事業であったのか、議会で問題視されています。
     
  • 銚電イベントの変化
    あまり銚電のイベントについて書きたくはなかったのですが、上下分離方式など野平市長 (当時) による銚電支援再開の方針が今年2月に伝えられて以降、銚電のイベントに違和感を覚えた方もおられるかと思います。
    それまでの鉄道ファン向けのマニアックなものとは異なり、イベント内容やポスターのデザインなどが町内会イベント向けのようなものに変わりました。もちろん、市民向けイベントを行うのは結構なことですが、気になるのは 「なぜ今まで力を入れていなかった市民向けイベントを急に始めたのか」 ということです。『銚電に関連するイベント等に銚子市から補助金が出そうだと嗅ぎ付けた勢力が、「自分たちは銚電のイべントに関わり、銚電を市民にアピールする活動に地道に取り組んでいる」 という姿勢を市に認めさせようとしている』 と仮定したらどうでしょう?
     
  • NPO銚子ローカル鉄道ネットワーク
    「補助金が欲しいからって、急に市民活動を活発化するような、そんな見え透いた情けない、恥知らずなことをする人物がいるだろうか」 と、普通の人はそう考えます。しかし、ここにとある事例があります。
    平成15年に銚子ローカル鉄道ネットワークというNPO法人が設立されました。理事の一人は向後功作氏 (専務理事)、定款上の事務所は 「向後功作方」 となっていました。このNPO法人、平成15年度は教育シンポジウムや外川駅の清掃作業などを行い、駅を清掃する子供たちの写真が 「ちば県民だより」 に載ったりしましたが、地道な活動は初年度だけ。
    翌平成16年度には駅の清掃作業などをした記録が無く、銚子市から416万6326円の補助金を貰って、うち 「ホームページの作成」 に288万3622円を支出するなど妙な会計となっており、高額の補助金を得た翌年の平成17年度に至っては、全く活動をした形跡がありません。
    平成16年度に高額の補助金を得る為かのように前年は地道な活動を行い、補助金を貰った翌年には監督官庁へ事業報告書すら提出していない不自然さを当方が指摘したあと、休眠状態だったこのNPO法人は解散手続きをしてしまいました。よほど追及されると困ることでもあったのでしょうか?
  • 越川氏との繋がり
    銚電の社員教育を危険なレベルまで放置して市民活動にのめり込んでいた向後功作氏。特に気になるのは、越川氏の芸術家村構想が向後氏の活動分野と重なっているように見えることです。「銚電の駅にアート作品を展示する」 という越川氏の提案についても、以前に向後氏が似たような企画をやったことがありました。
    越川氏と向後氏の関係は分かりませんが、仮に現在は交流が無いとしても、向後氏側は100パーセント確実に、芸術家村構想に関わろうと接近を試みることでしょう。越川氏のほうも、向後氏の過去の活動について疑問を感じていたとしても、芸術家村構想の実現に有用な人物と判断してプロジェクトに招き入れてしまう可能性があります。
     
  • 向後氏の周辺の市民活動組織
    越川氏は 「コミュニティと市民活動を応援する市政」 を政策テーマに掲げています。もちろん、市民活動の全部が悪いとは申しませんが、奉仕活動のイメージに反し、お金を得ることを目的に市民活動が行われているのではと疑われる事例もあります。
    先に挙げた 「NPO法人銚子ローカル鉄道ネットワーク」 のほか、NEDOからの補助金476万7000円を監督官庁へ報告せずに問題を指摘されると解散手続きをした 「NPO法人銚子発風力情報センター」、市議会の追及により指定管理者の指定を取り消されたうえ不正会計により隠していた104万9千円を市へ返還するはめになった 「NPO法人S (犬吠駅の電車レストランを運営)」 など、向後氏の周辺には会計に問題のある市民活動組織が散見されます。
     
  • 「オトモダチに利益提供しない政治」 の行方
    越川氏は 「支援すべきでない市民組織」 を適正に識別して補助金支出の適否を判断するのか、或いは市民活動全般に甘い対応を行うのか、今のところ分かりません。
    「オトモダチに利益提供しない政治」 を政策テーマの一つに掲げる越川氏ですが、市民活動組織への補助金の支出にあたって公平に判断がされるのか、或いは 「オトモダチ」 の市民活動組織へ優先的に配分されるのかについても気になるところです。
    最悪の想定は、越川氏が銚子電鉄サポーターズに寛容な態度をとって擁護し復権させ、サポーターズを正式に市政へ迎え入れて豊富な補助金を投入してしまうことでしょう。

 
 

【再建問題】 宮内智・小澤康孝の両氏が協議会委員を外れる (6/13記)

  • 銚子市公式HPの銚子電気鉄道運行維持対策協議会のページが6月4日に更新され、「銚子電気鉄道運行維持対策協議会設置要綱」 と 「別表(委員等名簿)」 の2つのPDFファイルが差し替えられていることが分かりました。
  • 5月20日に公表された協議会の委員リストと比較すると、5月30日時点の名簿では、委員が17名から15名へと減少しています。名簿から外れたのは、北川財団専務理事の宮内智氏と、銚子市理事の小澤康孝氏の2名です。退任について銚子市からの公表事項は無いようで、両氏が委員を退任したのか、或いはもとから委員ではなかったという扱いなのかは不明です。
  • 小澤康孝氏は野平市政時代の平成24年4月1日に銚子市理事に任命されましたが、市長交代後の現在も銚子市理事なのかどうかは不明です。市長交代に伴い委員リストから外れた可能性がありますが、詳細は不明です。
  • 宮内智氏は、委員名簿には 「北川財団専務理事」 と記載されています。北川財団と繋がりのある銚子商工会議所の副会頭で (株)ミヤベル機工の宮内智氏は同一人物と思われます。また、銚子テレビ放送 (主要株主の一つがミヤベル機工) の代表取締役も同姓同名の人物です。
    北川財団が銚電支援から手を引いたとの噂がありますが、宮内氏が委員名簿から外れたこととの関連性は不明です。また、銚子市議会議員 (当時は市議候補) の鎌倉金氏のブログのコメント欄には、銚子電鉄に関する宮内氏の噂が書き込まれていましたが、噂の真偽と委員リストから外れたこととの関連性についても不明です。
    委員名簿からは外れましたが、北川財団理事で商工会議所副会頭の宮内氏による銚子電鉄や協議会に対する影響力に変化があったのかどうかは不明です。

 
 

TOPページ置換 (6/13記)

  • TOPページの更新が出来なくなったので、新規に作成し直して置き換えました。メニューバーの 364267 に次の行の数字 (「+」 の右側) を足したものがTOPページのアクセス数です。
     

6月22〜23日、183系運転に合わせイベント開催予定 (6/11記)

  • 6月6日の銚電公式ブログによると、6月22〜23日に銚子へ運転される183系団臨 「リレーしおさい号・リレーあやめ号」 に合わせて、仲ノ町車庫でミニイベントを開催するとのことです。
  • 乗車券やグッズの販売のほか、展示されるデキ3の車内を見ることが出来るとのことです。なお、仲ノ町車庫への入場には入場券の購入が必要です。

6月25日、切手発行に合わせ外川でイベント開催予定 (6/11記)

  • 6月6日更新の銚電公式ブログによると、ふるさと切手 「旅の風景シリーズ 第18集」 の発行を記念して、6月25日に外川駅でミニイベントを開催するとのことです。
  • イベント限定品として、特製デザインの弧廻手形1枚・ポストカード2枚・ふるさと切手のうち80円切手の単品2枚 (銚子電鉄と犬吠埼燈台) をセットした 『ふるさと切手 「旅の風景シリーズ 第18集」 千葉 発行記念弧廻手形』 が限定100セット販売されます。
  • 当日は記念スタンプが用意されます。また、ふるさと切手 (切手帳?) も1200円で販売されるとのことです。郵便タイプの 「ラビットs301バイク」 が展示されるとのことですが、仲ノ町に置かれているラビットかどうかは不明です。
  • ふるさと切手 「旅の風景シリーズ 第18集」 について
    6月25日より全国の郵便局で販売される切手です。フレーム切手ではなくオフセット5色印刷で1シート800円 (80円切手×10枚)、発行枚数は120万シートです。
    ふるさと切手は日本の代表的な観光地の風景や風物等を題材としたシリーズで、千葉を題材とした第18集には、銚子電鉄2000形(クハ2501) と犬吠埼燈台をデザインした2種の切手が含まれます。
    また、切手シートを収めるケースがセットになった切手帳、「通常版切手帳 (旅の風景シリーズ 第18集)」 が7千部限定で販売されます。価格は切手シートとケースのセットで1200円です。一部の郵便局の窓口で販売されるほか、身近な郵便局での取り寄せや通信販売で購入出来るようです。

【再建問題】 5月30日、対策協議会を非公開で開催 (6/4記)

  • 5月30日に銚子電気鉄道運行維持対策協議会が非公開で開催され、6月1日にMSN産経ニュースのウェブ記事がこれを報じました。
  • 記事では初会議とあり、会合としては2回目と思われます。「新市長は上下分離に慎重な姿勢」、「支援の方向性は白紙に戻った」、「協議会メンバー (誰?) から副業部門を切り離すべきという声が出ている」 などの、全然嬉しくない情報が記事を飾っています。
  • 「4月11日の初会合の際の記事・銚子市が5月20日に公開した情報・今回の記事・当方の手元にある資料」 を比べると、一致しないと思われる点があるようです。

都電イベント出展を銚電が公表 (6/4記)

  • 6月4日の銚電公式ブログにて、あらかわ遊園で6月16日(日) に開催される 『「路面電車の日」 記念イベント』 へ出展することが公表されました。
  • イベント限定品として、「2013 路面電車の日 記念イベント出展記念」 の弧廻手形 (1日乗車券) が、100部限定で販売されます (600円)。また、過去のイベント会場などで販売された弧廻手形の見本券他を販売するとのことです。
  • あらかわ遊園の入場には入場料 (大人200円・小中学生100円) が必要ですが、当日有効の 「都営まるごときっぷ・前売りの都電一日乗車券 (ICカード除く)」 を持参すると無料で入場できます。

今日からクールビズ・紫陽花開花 (6/1記)

  • 本日6月1日から9月30日まで、銚子電鉄ではクールビズが実施されます。また、6月1日の銚電公式ブログによると、仲ノ町付近のアジサイが開花し始めたとのことです。
  • 運用入りが2ヶ月以上確認されておらず、最奥線に留置されることが多かったデハ1001(銀座線色) が、一週間ほど前から洗車線に引き出されています。銀座線カラーと紫陽花の競演が実現するのかどうか、たいへん気になるところです。

7月7日開催予定の90周年記念イベントの内容公表 (6/1記)

  • 5月31日の銚電公式ブログにて、7月7日(日) に開催される 「銚子電鉄開業90周年記念イベント」 の内容が公表されました。

5月29日、ちばこうバスが公式ブログ開設 (5/30記)

  • 5月29日、ちばこうバスを運行する 「千葉交タクシー銚子営業所」 が公式ブログを設置しました。ちばこうバスは、銚子市内の路線バスと岬めぐりシャトルバスを運行しています。
  • ちばこうバスの路線のうち、外川線と海鹿島線が銚子電鉄と競合しているようです。また一説によれば、岬めぐりシャトルバスは、銚子電鉄廃線後の観光輸送を視野に置いた準備運行とも言われています。
    外川線と海鹿島線を合わせた利用者数は1日平均788人 (平成22年度) で、仮に銚電の廃線により乗客全て (約1300人/平成23年度) が移行すると、ちばこうバス外川・海鹿島線の利用者数は一挙に2.5倍以上となります。
  • 千葉交タクシーは千葉交通の子会社で、千葉交通の常務は 「銚子電気鉄道運行維持対策協議会」 の委員の一人です。公式ブログの開設が、対策協議会の設置と関連するのかどうかは不明です。
  • 銚電周辺の千葉交タクシーのバス路線
    • 外川線
      市立高校・春日台循環と一体で運行。基礎調査によれば平日21便 (往復42便?)、平成22年度の利用者数は1日平均662人 (市立高校・春日台循環を含む)。外川線 (市立高校・春日台循環を含む) は銚子市内で唯一、銚子市からの補助金無しで運行されているバス路線です (高速バスを除く)。
  • 海鹿島線
    循環路線で始終点とも銚子駅。基礎調査によれば平日13便、平成22年度の利用者数は1日平均126人。平成24年9月5日の市議会によれば経常経費620万9807円、経常収益406万7761円、欠損額214万2046円。平成24年度より銚子市の助成を受けて運行しています。
  • 岬めぐりシャトルバス
    ちばデスティネーションキャンペーンに合わせて平成19年1月5日に運行開始。当初より銚子市の助成を前提に運行されており、平成24年9月3日の市議会によれば同年度の運営経費補助金は205万5000円です。また同月26日の市議会によれば、平成24年4月から8月までの利用者数は1日平均25.7人です。

8月下旬、Nフィギュア 「銚子電鉄で働く人々」 発売予定 (5/27記)

  • 株式会社ホビーサーチの通販サイトによると、ポポンデッタのNゲージサイズ鉄道模型フィギュア 「銚子電鉄で働く人々」 は8月下旬に発売される模様です。

6月22〜23日、183系団臨が銚子へ運転予定 (5/27記)

  • JR東日本千葉支社は5月24日のプレスリリースで、国鉄型183系特急電車を使用した団体臨時列車 「リレーしおさい号」 と 「リレーあやめ号」 を、6月22日(土) と23日(日) に運転すると発表しました。
  • 東京駅 (新宿駅) と銚子駅との間を往復する特急列車を使用したツアーで、このうち佐倉駅〜銚子駅間の往路または帰路のみ、ツアー参加者が183系を使用した臨時列車に乗車できます。東京 (新宿) 〜佐倉間、および銚子〜東京間は、通常の定期特急列車に乗車する形態のようです。
  • 6月22日および23日とも、佐倉発→銚子行きがリレーしおさい号、銚子発→佐倉行きがリレーあやめ号として運転されます。なお銚子には来ませんが、同様に183系を使用した 「リレーわかしお号・リレーさざなみ号」 が、6月29日と30日に木更津〜勝浦間で運転される予定です。
    • 佐倉 9:44発 → 銚子12:35着 リレーしおさい号
    • 銚子13:59発 → 佐倉16:17着 リレーあやめ号

6月16日、都電 「路面電車の日」 イベントに銚電出展予定 (5/27記)

  • 5月27日の東京都公式HPによると、あらかわ遊園で6月16日(日) に開催される 『「路面電車の日」 記念イベント』 に、銚子電鉄が出展するとのことです。

5月21日、銚子市HPに公共交通の調査報告ページを設置 (5/26記)

  • 5月20日、銚子市公式HPに公共交通体系基礎調査のページが設置され、調査報告書が公開されました。バスに関する調査がメインのようですが、旅客流動や公共交通の人口カバー率など、興味深いデータが詳しく掲載されています。

5月30日頃、鉄コレ営団色2両セット発売の模様 (5/23記)

  • 5月23日のNGI (N-Gauge Information) によると、トミーテックの鉄道コレクション 「銚子電気鉄道デハ1000形 (元営団地下鉄復刻色) 2両セット」 は、5月30日頃に発売されるようです。

7月7日、開業90周年記念イベント開催予定 (5/23記)

  • 5月22日の銚電公式ブログによると、7月7日(日) に銚子電鉄開業90周年記念イベントを開催するとのことです。記念グッズの販売や、鉄道むすめをデザインした記念ヘッドマークの装着などが予定されています。

5月26日、京急フェスタに銚電出展予定 (5/23記)

  • 5月23日に更新された銚電公式ブログによると、5月26日(日) に京急ファインテック久里浜事業所で開催される 「京急ファミリー鉄道フェスタ2013」 に、銚子電鉄が出展するとのことです。
  • イベントオリジナル限定品として、京急車体カラーと事業車車体カラーをイメージした開運券・開運乗車券・青券 (銚子→本銚子の小児券) をセットした 「京急ファミリーフェスタ限定開運券セット」 が限定100セット・500円で販売されます。
    また、国鉄連絡券・旧社線常備券・旧車内券がランダムに入った 「旧型硬券セット」 が1セット500円で販売されます。

【再建問題】 5月20日、銚子市HPに対策協議会のページを設置 (5/20記)

  • 5月20日、銚子市公式HPに銚子電気鉄道運行維持対策協議会のページが設置され、だいぶ詳しい情報が公開されました。
  • 野平匡邦前市長の市政当時から公開する予定だったのか、或いは5月17日に就任した越川信一新市長の方針で詳しい情報まで公開することになったのかは分かりません。

ポポンデッタ、Nフィギュア 「銚子電鉄で働く人々」 開発中 (5/20記)

  • 第52回静岡ホビーショーにてポポンデッタは、Nゲージサイズの鉄道模型フィギュア 「鉄道会社で働く人々シリーズ」 の第一弾として、「銚子電鉄で働く人々」 を企画していることを発表しました。
  • 「銚子電鉄で働く人々1」 と 「銚子電鉄で働く人々2」 の合わせて8体の試作品画像が公開されており、うち1〜2体は女性職員のようで、外川つくしとして使えるかも知れません (因みにトミーテックは、昨年8月の第13回国際鉄道模型コンベンションに、Nスケールの外川つくしフィギュア試作品を参考出展しています)。

秩父鉄道わくわく鉄道フェスタ出展を銚電が公表 (5/15記)

  • 5月15日の銚電公式ブログにて、5月18日(土) に秩父鉄道の広瀬川原車両基地で開催される 「第9回 わくわく鉄道フェスタ」 に銚子電鉄が出展することが公表されました。
  • イベント限定品として、2013年度に引退が予定されている秩父鉄道1000系電車 (元国鉄101系通勤形電車) の国鉄時代をイメージした開運券・乗車券セット (限定100セット・1000円)、および今年2月の塗装変更の際にデキ3に取付された車内プレートの実装同等品 (限定20個・2000円)を販売するとのことです。

【再建問題】 小川文雄氏、取締役に留任の模様 (5/15記)

  • 昨年12月14日に銚子電鉄の社長職を退任した小川文雄氏ですが、同日時点で取締役に留任しています。また、今年3月31日までに取締役退任に係る届出はされておらず、平成24年度末の時点では、引き続き取締役の地位にある模様です。
     

23年度、枕木交換・車両検査費760万円を国交省が助成! (5/15記)

  • 横領事件の発覚後では初の行政補助?
    平成23年度 (平成23年4月1日〜平成24年3月31日)、国土交通省が銚子電鉄に対して759万9999円を助成していたことが分かりました。補助の対象は、車輌の定期検査費用と枕木交換費用です。
    道路管理者である銚子市が100%全額を負担する踏切の連接軌道化工事を除けば、平成15年12月に内山健治郎社長 (当時) による横領事件が発覚して以降に本格的な行政補助が実施されたのは、これが初めてではないかと思われます。
     
  • 2001F・2002Fの定期検査費用
    平成23年度実施の2000形電車4両 (2001Fグリーン編成・2002Fアイボリー編成) の定期検査費用の予定額1900万円について、その3分の1の633万3333円が国土交通省より助成されました。実際に掛かった検査費用は1959万5000円だったようです。検査について、書類上では 「重要部検査」 となっています。
    予備部品が不足しており、2001Fの検査時に一部の部品の検査を先送りし、2002Fの検査時に2002Fの部品を検査して2001Fに取付する (2001Fの部品は取外しして2002Fと共に検査する) といった部品のやり繰りに苦労があるようです。京王2010系と互換性のある弁類の予備を持っている親切な事業者さんがいれば良いのですが。
     
  • 枕木交換費用
    本線の枕木267本と笠上黒生駅の分岐器 (ポイント) の枕木14本の交換費用の予定額380万円について、その3分の1の126万6666円が国土交通省より助成されました。実際に掛かった交換費用も同額だったようです。
    交換は全て、木製枕木から木製枕木への更新です。
     
  • 補助事業
    今回の補助は、国土交通省の平成23年度開始の新事業である 「地域公共交通確保維持改善事業」 に基き実施されました。もう少し詳しく言うと、「地域公共交通確保維持改善事業費補助金交付要綱」 の第3編 「地域公共交通バリア解消促進等事業」 の第3章 「鉄道軌道安全輸送設備等整備事業」 に基くもので、2000形の定期検査費用補助は交付要綱第98条第2項第8号の 「車両設備」、枕木交換費用補助は交付要綱第98条第2項第5号の 「線路設備」 に該当します。
  • 負担割合
    「鉄道軌道安全輸送設備等整備事業」 による国の補助額は、補助対象経費の3分の1以内と定められています。この種の助成では 「国が3分の1、地元自治体が3分の1、鉄道事業者の自己負担が3分の1」 といった割合で負担することが多いようですが、本件の助成は国 (国土交通省) による単独のもので、銚電の自己負担は3分の2となっています。
    因みに、当該事業による助成に必要な 「生活交通改善事業計画」 の策定にあたり 「銚子電鉄安定運行推進協議会」 が組織されており、「千葉県総合企画部交通計画課長」 と 「銚子市政策企画部秘書政策課長」 が協議会委員として参加しています。
    つまり、協議会委員として参加することにより 「国が銚子電鉄に対して助成が必要であると判断した経緯」 を十二分に知りつつも、県と市は全く助成負担をしなかったということです。
     
  • 地元自治体より国が率先
    「国が何もしてくれないので地元自治体が負担して助成をする」 というのは珍しいことではないと思いますが、今回の助成では逆に、「国はやるけど県と市は何もしてくれない」 といった構図になっています。
    銚子市長の野平匡邦氏は、国交省が銚子電鉄への助成を決定する直前の平成24年3月13日の市議会で 「企業のいろんな意味での過去のスキャンダル、トラブルもありまして、なかなか銚子市が正面からおつき合いできるような状況がない」 と銚電を批判し、助成ができない旨を表明していましたが、「国が助成できるのに地元自治体が助成できない」 というのも妙な話です。
    その後平成24年度に入ってからは、上下分離方式の導入構想など、先行き不透明ながら銚子市も銚電支援へ前向きに転じました。詳しい経緯は分かりませんが、もしかしたら国が率先して助成を決めたことが、県や市の姿勢の変化を促したのかも知れません (つまり、国が率先して助成をしていなかったら、県や市は未だ銚電支援を表明していなかったかも知れません)。

 
 

GWの銚子電鉄 (5/10記)

  • 5月5日の開催が予告されていた海鹿島駅イベントは、予定どおり行われた模様です。予告されていませんでしたが、イベント当日の仲ノ町ではデハ1001(銀座線色) とデハ1002(丸ノ内色) が営団幕を表示の上で横並び (最奥線&洗車線) にて留置され、デキ3もビューゲル上げ状態で車庫前や側線で展示されました。
  • また、5月3〜4日は新宿〜銚子間でジョイフルトレイン・リゾートエクスプレスゆうを使用した快速 「お座敷水郷号」 が運転されましたが、これに合わせてか、仲ノ町では最奥線のデハ1001(銀座線色) にヘッドマークを取付したり、ビューゲル上げ状態でデキ3が洗車線に展示されたりしたようです。

公式HP、280万HIT! (5/10記)

  • 5月1日、銚子電鉄公式HPのカウントが280万を超えました。なお、270万HITは平成24年12月10日未明 (12月9日夜)でした。
    ・280万HIT--平成25年 5月 1日
    ・270万HIT--平成24年12月10日未明
    ・260万HIT--平成24年 5月19日夜
    ・250万HIT--平成23年10月21日夜
    ・240万HIT--平成23年 3月27〜28日頃
    ・230万HIT--平成22年10月12日
    ・220万HIT--平成22年 6月21日頃
     

Last-modified: 2014-01-05 (日) (3765d)